「資本主義で勝つならシリコンバレー(SV)から学ぼう」
・新世界で生き残るには2つ
「四皇傘下に入るか、挑み続けるかだ」 トラファルガー・ロー(ONE PIECEより)
・資本主義社会で生き残るには
「大手傘下に入るか、挑み続けるか」
挑戦するには
「ヒト」 「モノ」 「カネ」 「情報」
<Mission>
挑み続ける全ての人に立ちはだかる壁
「情報格差を破壊」
することで、より挑戦者が高みへと進めるようにすること。
<得られること>
①資本主義社会の構造
②企業価値の高め方
③優秀なチームの作り方
QA)時価総額の高い順に並べよ。
①メディア企業A : 売上 200億円
②IT企業B : 売上 20億円
③不動産企業C : 売上 300億円
⇒ 答えは最後にあります。
Q) この企業の共通項は?
・Tesla イーロン・マスク 南アフリカ共和国
・Google サンダー・ビチャイ インド出身
セルゲイ・プリン 旧ソビエト出身
・Sun Microsystem ビノッド・コースラ インド出身
・e Bay ピエール・オミダイア フランス・パリ出身
・NVIDIA ジェン・スン・フアン 中国出身
・Hotmail サビア・バティア インド・バンガロール出身
・Yahoo ジェリー・イェン 台湾出身
・Microsoft サトヤ・ナデラ インド出身
⇒ 全員、アメリカ国外出身
<シリコンバレー(SV)の構造理解(市場分析スキル)>
○日本のGDPはずっと停滞している。
○シリコンバレー(SV)では、ITバブル、ドットコムバブルの崩壊後、伸び続けている。
○日米でのエンジニアの平均年収の比較
日本:568.5万円 ⇔ 米国:1,450万円
(肩書きは関係なく、若くても給与は上)
○米国はワークライフバランス先進国という誤解
Ex)元Yahoo CEO マリッサ ・出産前日に経営会議
・週120時間勤務
・出産後、最短復帰
○米国は終身雇用ではない。雇用翌日に解雇も可。年功序列なし。
○過去の時価総額ランキング
(1992年) 4位 : NTT 、 9位 : 三菱銀行
(2006年) 7位 : トヨタ自動車
(2017年) 日本企業が一社もない。
○時価総額の比較
・日本:サイバーエージェント、ヤフー、DeNA、コロプラ、楽天、ドワンゴ、
ガンホー、GMO、価格.com、GREE
⇒ 10兆円
・米国:Google ⇒ 100兆円
+(2000年以降に創業されたベンチャー)
テスラ、Facebook、Twitter、workday、Linked in
⇒ 200兆円
日本を代表する時価総額トップ100社 ⇒ 200兆円
<
SVの時価総額トップ5社(GAFAM) ⇒ 400兆円
○時価総額(評価額)の比較
GM(1908)7兆円 → Uber(2009.3)9.7兆円
Marriott(1927)4兆円 → Airbnb(2008)10兆円
GM、Marriott … 世界に何拠点も製造工場やホテルなどの固定資産を有する。
Uber、Airbnb … 不動産等一つも有していない。
⇒ つまり、
IT企業、プラットフォーマーが時価総額を伸ばす可能性を秘めている。
⇒ 投資家の期待
○シリコンバレー(SV)の企業は急成長
(時価総額が10億ドルになるまでにかかった期間)
・一般的なフォーチュン500企業 - 20年
・Google(1998) - 8年
・Facebook(2004) - 5年
・Tesla(2003) - 4年
・Uber(2009) - 2年
○日本 2,000億円 VS 米国 20兆円
(2019年のJapan、USのVC(ベンチャーキャピタル)の投資額
米国ではさらに2兆円のVC)
< 0.2% → 21%
年間GDPの0.2%以下の投資が、GDP21%以上の価値を生んでいる。
雇用数は全体の11%(VC)
(日本では)企業すると…経営者になる。
(米国では)①企業→②資金調達→③上場→④投資家→①…
<スタートアップが既得権益を破壊している>
SV発 破壊的イノベーションの例
(携帯) ガラケー → スマホ
ここからアプリやサービスが大量に生まれて、世界が変わった。
App Storeのアプリ数は200万本に(2017)
※2008年7月 サービス開始(500本)
(タクシー) → Uber
サンフランシスコで最大のタクシー会社が倒産したのを皮切りに、
世界632都市、利用回数10億回、ユーザー800万人(マンスリーアクティブユーザー数)
ドライバー16万人(米国のみ)に拡大。
(車) ガソリン車 → 電気自動車
参入不可能といわれた業界で、EVシェアでNo.1。
(スマホ) → スマートスピーカー
スマホから家庭ハブへ戦場移行。Amazon エコーが先行。
様々な家電、車に接続可能。レスポンスは1秒以内。
(AI) 人間 → ロボット
人の心をロボットが持つ時代に。
知覚、認識を超えた心を扱うビジネスに力を入れ始めている。
(ARとAIの融合(Google lens)とMR(Microsoft)ホロレンズ)
スマホ → ホロレンズ
情報検索のスタイルも大きく変わってくる。
能動的に得ていた情報が受動的に得られるようになる。
<有力人材>
○マズローの欲求5段階説
生理的欲求、安全の欲求、頑張らないといけない欲求 → 今はない。
○人が企業を選ぶインセンティブ
1.待遇 : 給与、SO
2.成長 : チームの強さ、タスクの重さ
3.ビジョン : 自分理念と企業理念
※優秀な人ほど1→3のインセンティブへ
○テックジャイアン急成長の秘密
Google : 世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにする。
共有を広げ世界をもっとオープンにし、人々の繋がりを強める。
facebook : 共有を広げ世界をもっとオープンにし、人々の繋がりを強める。
Dropbox : 世界中のユーザーの日常をシンプルにすること。
Airbnb : 世界中のユニークで感動的なスペースを提供するホストと本物の
経験を探す旅行者をつなぐ。
Twitter : 全ての人が障壁なく瞬時にアイディアや情報を作成、共有できるようにする。
Uber : 全ての場所にいる全ての人のために、水が流れるのと同じくらい信頼できる
運送を提供する。
Amazon : 地球で最も顧客中心の企業であるために、顧客がオンラインで購入したい物を
見つけることができる場所を構築する。
Tesla : 世界の持続可能なエネルギーへの切り替えを加速させること。
「時価総額が高い企業ほど、
人類規模の課題を解決しようと、
次世代の社会発展に貢献しようという想いで起業している」
世界の投資の1/4がシリコンバレーにある。
<失敗を許容する文化>
米国 : 開業率 10% 、廃業率 9.7%
日本 : 開業率 4% 、廃業率 4.5%
開廃業率 米国は日本の2倍 = 失敗を許容し、恐れない。
※Try & Errorの文化(ウミガメモデル)
<日本が危ない理由>
○起業率の低迷
○優秀な人材がスタートアップに行かない。
QA) の答え
②時価総額 700億円、①時価総額 300億円、③時価総額100億円
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